G.love&Special Sauce@O-East

行ってまいりました。G.LOVE&SPECIAL SAUCEのライブ。無論二日間の参加でした。仕事を即効で終わらせて走る!走る!「うぉぉーキチィー!!」なんてゼーゼーしながらも、とにかく駅までダッシュ泣。こういう時普段、これといった運動をしていない自分に情けなくなるね〜。学生の頃は、ここまでゼェゼェしなかったし、こんな事しなくても楽勝で一番前を陣取ってたのになあ。なんて一瞬頭をよぎる。。が、すぐに忘れることにする。こういう事を考えてもろくな事がない笑!まあでも渋谷から近い職場でよかった。しかし、七時スタートなんて日本のサラリーマンにはツライはな・・・。渋谷について道玄坂も超ダッシュ!人並みを押しのけてなんとか、スタートの七時ちょっと過ぎには会場へ到着できました。

そこで、心配そうに待っててくれた友人と落ち合う。「いやーよかったー。」とりあえず握手。彼はそれまでアンビエント一辺倒だったけど、彼らを聞いて音楽の幅が広がったという人で、彼からは逆にアンビエントを教えてもらったという、素晴らしき仲間です。この日のために、10連続勤務&あらゆる欲望をカットして宇都宮から上京してくる姿勢は素晴らしい!さあ、今日は楽しむぞ!

でも、神経は相変わらず高まったまんまで、なんだかなあ。。仕事も超高速でやらなきゃならなかったから、なかなかライブのモードに変換できない辛さはありだったなー。仕方あるめぇ。でも、彼らを見に来ることは出来たわけだから。まあそれにしてもO-EAST、ホント人多いなーーーっとビックリ。かなり後ろのほうでしか見えなっかたですね。400人はいるかな。G.LOVEもほんとジワジワ人気が出てきて来日のたびに人が増してる感じ。嬉しいね。だが、ドリンクを手に入れるには長蛇列に並ばなくてはならず、飲む暇もなくライブが開始しちゃったよ。これだけ人が入ってると、ちょっと無理だわなー。

しかし彼らが出てくると、そんな事は忘れてしまうのでした!
かっけー!ドラムのハウスマンは特にかっけーよ!!またこの人達に会えた事をひたすら感謝!!

いやあ、やっぱり、文句の無い内容。今回は二日間共にBLUES回帰って感じでしたねー。PHILADELPHONIC(自分たちの音楽をこう呼んでるんだが)は健在です。今までと違ってとにかくライブを楽しもう!って「楽しむ」って事に重点に置かれていたような気がする。G本人がインタビューで触れてたけど「NUMBERS」とか社会的曲はやっぱり少なかったですね。ああいうGも大好きなんだが、今回は楽しむ態度がすごくはっきりしてて痛快そのもの。この日のフリースタイルは抜群にかっこよかったなー。日本語を織り交ぜてのフリースタイルは毎回のことだけど、ワードが確実に増えてる笑。しかも、バックが「ROCK’N ROLL」だもんなー。鳥肌もんだよ。

とりあえずCHECK!→

http://smashingmag.com/tour/04tr/041117glove_mari.html


だが、それにしても客のマナー悪いね〜。楽しみ方は人それぞれだけど、演奏聞こえなくなるぐらいの大声はやめようぜ。テレビ見てるわけじゃないんだから。飲んで騒ぐんなら後ろのほういくとかしないと迷惑もいいところだ。きっと彼らは自分の事をすごく他の人に認めてもらいたんだな。大声であのギターはどうだとか、あれはどうやって弾いてるとか。自分は人とちょっと違うんだって事を言いたくてしようがないみたいな感じだ。だが、今六千円払ってこうして見に来てるんなら、口動かさないで体動かそうよ。感じろ!口だけ動かして「冨士ロックのほうがよかったですね」なんて、あんたらそれはあまりにも受身過ぎるってもんだぜ。何でも与えられると思ったら大間違いだ。自分で楽しもうとする姿勢が無ければ、本当に素晴らしい物はなかなか手に入んねーぜ。素晴らしさは、一つじゃないんだから。

まあ、そんなわけで、多少イライラしてしまったが、やはり彼らの音が素晴らしい事にはかわりは無い。とにかく俺の文章力では形容の仕様が無いので、申し訳ないんですけど、「自由」って漠然とした物を示してくれたのが、G.LOVE&SPECIAL SAUCEだったって気がします。それは、音楽のジャンルって事に関してだけじゃなくて、毎日の生活のなかで、自分自身があらゆることに自由であれって事なんだけど。

でもそういう自分を手に入れるには、毎日一生懸命やんないとダメなんですよね。。。ただ、いまでも、彼らの演奏する音で感じた物が自分の一つの到達点だなーって気持ちは変わりませんよ。今回またそれを確かめたというか、自分の来るべき所に戻ってきたというかそういう感覚になれたのが最高でした。ではでは、二日目のレビューに続きます。